ハイドロリックシールでの油漏れ解決!
添加剤
本日は、樹脂部品の製造加工及び販売されている某会社様でのハイドロリックシールでのお役立ち情報をご紹介させていただきます。
創業80年を超えるこちらの会社では、大型の油圧機器を10台以上お持ちのこちらのお客様では、機器の経年劣化にお悩みをお持ちでいらっしゃいました。特に〇リング・パッキンの劣化が原因と思われる油漏れによるお悩みにが・・・そして、コストが年で億単位に・・・
お話を聞いていくと毎月数千ℓ単位での継ぎ足しがあるという事実が分かりました。
経済的損失、環境汚染、労働安全環境悪化による事故の可能性、様々な影響があることは重々に理解はされていはいるものの、生産があるので、機器を止めることができない・・・。このジレンマに悩んでおられました。
もし、本当に原因がOリング・パッキンの劣化が原因であれば・・・
そして、機器を止めずに解決できる!そんな商品が弊社から提供できることをお伝えしました。
その商品がこちら!ハイドロリックシールです!

Oリング・パッキン、の柔軟性を復活させる添加剤です!
【添加による効能】
●硬化した油圧シールの柔軟性を復活し、オイル漏れを止めます。
●作動油の酸化劣化による油圧機器金属同士の摩耗・摩擦を軽減し、焼付を防止します。
●スラッジやワニスなどの有害物質を除去、防止します。
●作動油の温度が異常に上昇しないように抑え、機器の寿命を延ばし、省エネに貢献します。
●添加後30分程稼働させることで、効果が徐々に表れます
【ラインナップ】
3.8L(RP-61821)と950ml(RP-41820)の2種類あります。以下の使用量を参考に、用途にあった容量をお選びいただけます。
使用量目安
◯予防保全:油圧作動油1Lに対し、15ml
◯通常添加量:油圧作動油1Lに対し、30ml
◯過酷な条件下での機械:油圧作動油1Lに対し、60ml
こちらRISRONE社が製造しているものになります!
「本当に効くの?本当に現状を変えられるのであれば、試してみたい!」このようなお言葉を頂き、まずは1台をお試しで使用しました。
数日後・・・確認してみると・・・
漏れがピタリと止まっていました!
重機建機はもちろん、農機、工作機械、産業機械、鉱山機械、船舶、設備、ダンプカー、トラクター、フォークリフト、ホイールローダーなど、あらゆる油圧機器にお使いいただけます。 特にシールポンプ、コントロールバルブシール、アクチュエータ、ラム、シリンダー、Oリングホースフィッティング、油圧トランスミッションからのオイル漏れを止めるのに効果的です。
【Q&A】ハイドロリックシール油圧作動油漏れ止め&添加剤
Q:どういった油圧作動油に使用できますか?
A:油圧作動油が使用される機器のほとんどに使用可能です。主に、重建機、農林機械、製造機械、鉱山機械、工業機械、産業機械、船舶機械、工場設備、ダンプカー、トラクター、フォークリフト、ホイールローダーなどの油圧作動油システムにご使用いただけます。
Q:添加後、「最低30分間装置を稼働させると効果が表れる」とありますが、漏れ止めまたは修復にはどのくらいの時間がかかりますか?
A:通常は、数時間の使用で効果は表れますが、ひどい症状の場合は、数日がかかることが考えられます。
Q:1ℓに対して100mℓ(添加量10%)を使用すると悪影響を及ぼしますか?
A:推奨投与量は、当社が過去に製造した油圧製品と、シール材料と作動油の試験を考慮して開発されています。推奨投与量はほとんどのシステムに役立つと感じる平均的なものになります。これが、「予防」、「通常」、「ひどく摩耗したシステム用」の3つの投与量がある理由です。この製品の配合は、これらの用量レベルに合致するように濃縮されており、1リットルあたり100mLは高いため推奨しません。
Q:予防保全の用途で、1リットルあたり15mLを使用することにより、将来のオイル漏れをどのくらい止めることができますか?また、1リットルあたりの使用量を増やせば、将来のオイル漏れをより強力に防ぐことができますか?
A:予防の推奨量では、シールを柔軟かつしなやかな状態に保つことで乾燥や割れや漏れの予防に役立ちます。また、製品に含まれる潤滑成分は、シールとシール接合面の磨耗の予防に役立ちます。通常の推奨量が予防目的で使用されても何も傷つけることはありません。しかし、それはより長く予防効果が保たれることを意味しません。
Q:ベースオイルは作動油ですが、適切な使用量を超えてはいけないのはなぜですか?RP-61821を作動油として使用できませんか?
A:本製品は、あくまで作動油に添加する形でお使いください。本製品のみで油圧機器システムを動かさないでください。
Q:漏れが止まったかの確認はどのようにして行えばいいでしょうか?
A:作動油のレベルを確認し、漏れが止まったかを確認してください。
Q:機器にレベルインジケーターや油量センサーがない場合はどのようにして漏れが止まったかを確かめればいいでしょうか?
A:蛍光式リーク検知であればオイル漏れの確認が容易に行えます。詳細をご案内できますのでお気軽にお問合せください。
Q:使用後、レベルは落ちなくなりましたが、まだオイルがポタポタと漏れています。なぜでしょうか?
A:油圧装置の外部に溜まったオイルがポタポタと滴ることが考えられます。これは装置によっては数日間続く場合があります。
Q:使用後、漏れが止まらなかった場合はどのすればいいでしょうか?
A:添加後、数時間の装置の稼働でほとんどの漏れは止まります。漏れが続く場合は、修理点検またはシール交換が必要です。
Q:最大でどのサイズの漏れまで止められますか?漏れが止まった後の耐圧はどのようになりますか?油圧は200〜300kPaですが、 柔らかくしなやかになったシールは、こういった高圧に耐えることができますか?
A:漏れのサイズを正確に測定する方法はありません。この製品は、柔らかくしすぎることによってシールに悪影響を与えることはありません。 硬化したシールを取って柔らかくするか、元のように柔軟にしなければなりません。復活された油圧シールは新品の油圧シールとほぼ同じで、高圧にも耐えられます。
Q:どういった原理によって油圧作動油の漏れを止め、シールとOリングを復活させるのですか?
A:硬くなったシールを柔らかくしなやかにすることで漏れを止めます。
Q:ニトリルゴム(NBR)を原料としたシールやOリングにのみ効果がありますか?シリコンゴムにも効果はあるでしょうか?また、ホースへの悪影響はありますか?
A:ホースへの影響は与えず問題の原因になりません。本製品は、ニトリルゴム(NBR)やシリコンを含むゴムなど、多種類のゴム素材に対して効果があります。すでに多くのテストを行っていますが、まだホースに何らかの影響は表れていません。 我々はそれがホースに害を及ぼさない、または問題を引き起こさないと確信しています。
Q:シリンダーの擦り傷(スクラッチ)からのオイル漏れを修復または止めることはできますか?特に、回転数を上げることにより発生した金属粉末がシリンダーを傷つけた場合に効きますか?
A:効果が出る可能性はありますが、擦り傷、サビ、穴の開いたシリンダーはシールが摩耗しやすくなっており、破損しやすくなっています。
Q:合成ポリマーは摩擦と摩耗を減少させることができるが、擦り傷やサビに対して作用しないということですか?
A:軽い症状の場合は、十分効果は出る可能性がありますが、シリンダーが錆びていると、シールが剥がれやすくなり、もしかしたら、効果が得られない場合もあります。シリンダーの擦り傷や錆がひどい場合はたとえ、新しいシールに交換しても、またしばらく時間が経つと、漏れ始めます。
Q:油圧作動油に混入された水分にも効果(影響)はありますか?
A:はい、少量の水分が混入された場合は添加後、徐々に中和効果は得られます。作動油の予防、シリンダーのサビ防止にとって、最適です。
Q:RP-61821のベースオイルはVG22だと思っていました。基本粘度と作動油は何ですか?
A:ベースオイルはISO 46(=VG46)です。 中間の粘度であることから選ばれました。