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  • オーストリアのベンチャー企業が開発した超音波技術でバルブ漏れを簡単・迅速に検出する「ValveSense」登場、省エネ&脱炭素に効果大。

オーストリアのベンチャー企業が開発した超音波技術でバルブ漏れを簡単・迅速に検出する「ValveSense」登場、省エネ&脱炭素に効果大。

バルブ漏れ

Valvesenceは、バルブ内部漏れをかんたんに検出できる持ち運び可能な検査システムです。

Senseven社(オーストリア)独自開発ソフトウェアが検査手順をガイドし、センサー信号を分析。アルゴリズムと人工知能 (AI) を活用して、現場で直ちに結果を提供します。

すべての検査データは構造化された形でクラウドに保存され、詳細な分析や標準化されたレポート作成が可能です。

このシンプルで使いやすいソリューションにより、製造業者はメンテナンスサイクルの中で設備を定期的に検査し、初期段階での損傷を自社で検出できるようになります。これにより、専門家への依存がなくなり、プロセス効率の向上、重大な装置損傷の回避、従業員の安全リスク低減を実現します。

  • Valvesence(バルブセンス)について

ValveSenseは、超音波検査 (AE) テクノロジーを利用した漏れ検出のためのモバイル検査システムです。

ソフトウェアが検査手順をガイドしますので、そのガイドに従うたけでかんたんに検査することが可能です。

センサー信号を分析し、アルゴリズムと人工知能 (AI) を活用して現場で即時に漏れを判断します。

スタンドアロンの評価ツールとして、またはバックオフィスのクラウドベースのパッケージを利用して複数のテストを保存し、時間の経過によるバルブ傾向を把握することができます。

説明動画 → https://youtu.be/ZDOIkOMkWNw?feature=shared

検査可能なバルブの種類:

オン/オフバルブ (バタフライバルブ、ゲートバルブ、ボールバルブ、プラグバルブ)

制御バルブ / 安全弁 (圧力解放弁とも呼ばれる)

検査可能なバルブサイズ:

基本的にあらゆるサイズのバルブを検査できます。

検査可能なバルブ材質:

鋳鉄製バルブやガラス製バルブは、微小な漏れ検出が困難です。

上記以外の材質であれば、どんな材質のバルブでも検査可能です。

検査可能な流体:

水、ガス、蒸気、圧縮空気などの流体に対して最適化されています。

粘性液体などの他の流体でも動作しますが、検出可能な最小漏れサイズは他の流体よりも大きくなる可能性があります。

簡単操作: 専用アプリはスマートフォンで動作するため、従業員の時間のかかるトレーニングは不要です。

迅速な検査: バルブを柔軟に検査し、わずか数秒で潜在的な欠陥を検出できます。

自動化: 漏れ検出とレポート生成が自動化され、検査員の負担を軽減します。

自動レポート生成: 自動生成されたレポートにより、検査結果を簡単に確認・共有できます。

  • 工場設備のバルブ漏れの危険性と超音波検査の有用性

産業プラントなどの設備で、設置されているバルブの 5~10%は実際に漏れているという調査結果があります。さらに驚くべきことに、その漏れているバルブのうち 1~2%が全体の損害の70%を占めているという報告もあります。

バルブの漏れは、エネルギーの損失、生産物への異物混入、計画外の生産停止だけでなく、最悪の場合には健康被害や環境汚染を引き起こす可能性があります。漏れたまま放置されたバルブは、長年をかけて 数百万単位の損失 につながります。

バルブの検査にはさまざまな方法がありますが、バルブ漏れの検出に最適なのが 超音波検査(AE) です。

超音波検査がバルブ漏れに適している理由は以下の通りです。

低圧での検査が可能 (1バール未満)

周囲の雑音に強い

バルブの分解やプロセスへの介入が不要

微小な漏れも検出できる

検出可能な漏れサイズは、流体の粘度と圧力差によって異なりますが、ここ数十年で技術は大きく進歩しており、検査基準もヨーロッパ規格 (ISO 18081 など) をはじめ、国際規格化が進められています。

  • 超音波検査 (AE) とは

超音波検査 (AE) は大きく進歩し、いまでは多くの ISO や ASTM 規格に盛り込まれています。

産業現場での活用だけでなく、材料研究、部品のラボ試験、さらに圧力容器などの非破壊検査手法としても確立されています。超音波検査は、部品や材料の内部構造に微小な変位が生じた際に発生する弾性応力波を検出・検査・モニタリングする強力な手法です。この変位とは、例えば亀裂の発生・伝播、腐食過程、漏れによる乱流などが挙げられます。超音波検査は、金属、セラミック、石材、コンクリート、複合材など、運用中に何らかの負荷を受けるさまざまな材料に適用できます。

専用の 超音波センサーは表面波を電気信号に変換し、これをデジタル化、記録することで、材料の状態評価や欠陥の位置特定のための詳細な分析が可能となります。

  • 蒸気漏れがもたらす損失と従来の検査の問題点

もし 1時間に100kgの蒸気が漏れているバルブは、年間 約400万円を超える損失 を発生させます。
大規模なプラントでは、数百、場合によっては数千ものバルブが使用されています。

しかし、このような高温 (400-500℃) に達するバルブは、稼働中に検査員が検査を行うことが非常に困難です。そのため、多くの企業では定期修理の期間中にバルブを取り外し、専用のテストスタンドで漏れがないことを確認しています。この方法には多額の費用と時間がかかります (バルブの取り外し、検査、再取り付けには最大で2日間かかります)。しかも頻繁には実施することができません。

その結果、企業は以下のような問題を抱えています。

バルブの漏れによる蒸気損失

高温蒸気漏れによる怪我のリスク上昇

非効率なメンテナンスに費やす過剰な時間とコスト

誤った判断による健全なバルブの交換

Valvesence(バルブセンス)でバルブ検査をかんたんにしませんか

超音波検査 (AE) を活用した検査システムで、あなたの検査プロセスをより簡単にするお手伝いをします。

リークラボジャパンは、お客様のご要望に合わせた最適なソリューションをご提案いたします。

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